ステップ3 概要と目的

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【文字による説明】

ステップ1で仏教の瞑想法の両翼はサマタ瞑想とヴィパッサナー瞑想と学びました。このステップ3はサマタ瞑想の実践を始めます。

サマタ瞑想は、両翼のもう片方のヴィパッサナー瞑想のために望ましい力を持つこと、状態をつくることにも役立つので、先に取組みます。

坐禅、禅の坐る瞑想は卒業して、坐禅をしていた時間はサマタ瞑想をすることにします。坐禅で習得したやりかたや力が役立ちます。

まずサマタ瞑想とは何かを学んで、サマタ瞑想のアーナパーナと慈悲の瞑想という2種類の瞑想法に取組みます。どちらもサマタ瞑想の中で最も効果的で必要とされているもので、ブッダの瞑想全体の支えにもなるものです。

このステップ3の目的

サマタ瞑想とは何か学ぶと、サマタ瞑想は心を静める、リラックスする、集中することをかなえるとわかりますが、このステップ3の目的はサマタ瞑想によって心を静める、リラックスする、集中することができるようになることです。いつでも、すぐできるようになることです。

サマタ瞑想のアーナパーナ

順に、アーナパーナとは何か、アーナパーナの基本、基本の日常の活用・訓練、坐る瞑想、歩く瞑想のやりかたを学べます。

アーナパーナの基本のやりかたとその日常の活用・訓練は、アーナパーナの坐る瞑想、歩く瞑想にとっても大切ですし、今後ずっと使っていくので、ひじょうに重要です。しっかり取組んでマスターしてください。瞑想を日常生活に活かすこともすぐにできます。

坐る瞑想、歩く瞑想の取組みは禅の坐禅、経行からアーナパーナのものに替えます。また、日常の禅的歩きも学べますので取組むようにします。

日常の活用・訓練、歩く瞑想でもステップ3の目的は実現してほしいです。そして、毎日特別に時間をつくってする時間の坐る瞑想は、ステップ2の坐禅より長い時間を続けられるようになり、深い心の静まり、リラックス、集中状態になりましょう。

慈悲の瞑想

そして、慈悲の瞑想とは何か、どのようにするのかを学べます。慈悲の瞑想はこのコースは4段階で学んで取組み、このステップはレベル1です。

慈悲は瞑想だけでなく日常で実際に実践することも重要ですから、慈悲とは何かどのようにしたら良いのかも学べるようになっています。

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