私の大好きな江戸時代の禅の臨済宗の高僧の盤珪さんの逸話を一つ
盤珪さんは、インゲン豆で知られる黄檗宗の隠元老師にどうしても会いたいと、隠元老師が滞在していた私の家から歩いて行ける天徳院に来られたこともあるそうです。残念ながら会えなかったそうですが。
盤珪さんは「仏心は不生で一切事がととのいまするまいの」と「不生禅」「不生仏心」を説いた僧です。
わかりやすい言葉で大名から庶民にいたるまで法を説き、法名を授けられて弟子の礼をとった人は5万人もいるとのこと。
とてもユニーク。私たちの持つ「思い込み」を、さらりと一刀両断にする逸話が多いです。
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ある僧が盤珪に詰めよった。
僧「みんなは貴僧のいうことをきくか知らんが、ワシはいうことをきかぬ。どうしてくれる」
盤珪「そこでは話が遠いから、もうちょっと前へよりなさい」
僧は前に進みよった。
盤珪「もうちょっと前へ」
僧はまた進んだ。
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盤珪「ちゃんということをきいているではないか」
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生きとし生けるものが苦しみから解放されますように
生きとし生けるものが幸せでありますように